2023-08-01
ハウスメーカーで家を建てている場合、一般的に売却しやすいと言われています。
そこで、ハウスメーカーとは何かやハウスメーカーで建てた家が売却しやすい理由、また売却時に重要視されるポイントを解説します。
大阪市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
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ハウスメーカーで建てた家は、一般的に高く売れる傾向にあります。
ただし、どの会社をハウスメーカーと指すのか、なぜ高く売れるのかわからない方も多いでしょう。
そこで、まずハウスメーカーとはなにか、またハウスメーカーの家の種類について解説します。
ハウスメーカーとは、自社でパーツや部材など建築資材を生産・設計・施工を規格化して、安定した品質の家を効率的に建てられる仕組みを取り入れている住宅会社のことです。
ただ、ハウスメーカーに明確な定義はなく、家を建てたり家を販売したりする企業の総称として使われています。
そのため、多くの企業が自社のことをハウスメーカーと呼んでいます。
ハウスメーカーで建てられる家の種類には「注文住宅」「規格住宅」「建売住宅」の3つがあります。
3つの種類の特徴は以下のとおりです。
注文住宅
注文住宅とは、設計からデザイン、間取り、構造まですべてを施主(建てる方)が決めることができる住宅のことです。
ハウスメーカーというと、この注文住宅のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
自分の好みや希望に合わせて建てられる住宅なため、もっとも自由度が高く理想のマイホームを建てることができます。
とくに、こだわりがある家を建てたい方にはおすすめの住宅です。
規格住宅
規格住宅とは、間取りやデザインがある程度決まっており、そのなかから組み合わせて建てていく住宅のことです。
パターンがいくつか決まっているため、自由度は下がります。
しかし、なかには一から決めるよりも選択肢があったほうが良いという方も少なくありません。
また規格住宅では、決まったベースのデザインや間取りから好みを選ぶだけなので、手軽さやスムーズに建築工事まで進めることができます。
メリットとして、注文住宅に比べて費用を抑えられ、完成後のイメージが掴みやすいことが挙げられます。
建売住宅
建売住宅とは、ハウスメーカーや建築会社が設計、デザインして建てた家のことです。
また一般的には建売住宅は、土地と建物のセットで販売されます。
注文住宅などと異なり、完成した家を見てから購入できるため、生活イメージが湧きやすい点がメリットです。
買主の希望は反映されていませんが、気に入ればすぐに住むことができます。
価格も注文住宅などに比べると安く設定されているケースが多いため、費用をあまりかけたくない方にはおすすめの住宅です。
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冒頭でも触れたように、一般的にハウスメーカーで建てた家は売却しやすいといった特徴があります。
では、なぜ売却しやすいのか、その理由を解説します。
1つ目の理由は、住宅性能や技術力が高いことが挙げられます。
ハウスメーカーで建てた家は、構造・工法の計算がしっかりとおこなわれているため、住宅性能の優れた家を建てることが可能です。
パーツや部品などの建築資材は規格化されているため、どの住宅にも安定した品質を提供できるメリットもあります。
そのため、売却時の住宅性能の高さや技術力が評価され、高く売却しやすくなるのです。
2つ目の理由は、優れたデザイン性であることです。
ハウスメーカーの家は、デザインや設計は専門のデザイナーがおこないます。
そのため、流行を取り入れつつスタイリッシュなデザインを作り出すことも可能です。
たとえば、家の間取りや建て方の流行、生活動線までを考慮した家を建てられるのが特徴です。
施主の要望も取り入れながら、優れたデザインの家を提供してくれるため、売れやすくなります。
3つ目は、建てたあとのアフターメンテナンスが保証されていることも売却しやすい理由の1つです。
元々新築住宅は、住宅の品質確保の促進などに関する法律により、10年間は無償で保証することが義務付けられています。
しかし、ハウスメーカーは、20~30年間保証するケースも多く、なかには60年間の長期保証を付けている会社もあります。
このような保証が長く安心して住み続けることができる点も、ハウスメーカーのメリットです。
長期保証にくわえて定期点検や修理もおこなっているので、住宅の品質・価値も保たれ売却しやすくなります。
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売却しやすいと言われるハウスメーカーで建てた家ですが、査定時に重要視されるポイントがあります。
1つ目のポイントは、どのような構造や工法を用いて建てられた家かという点です。
構造とは、建材の種類のことで「木造」や「鉄骨構造」「鉄筋コンクリート構造」があります。
工法とは建て方のことで、たとえば木造であれば「木造軸組工法」「木造枠組壁工法」「木質パネル工法」のことです。
これらの構造や工法は資産価値にも影響を与え、同じ面積の家でも構造や工法が違うだけで2倍以上の差がつくこともあります。
なぜなら、構造や工法の種類によって法定耐用年数が異なるからです。
木造の場合は20~22年であり、鉄骨構造の場合は19~34年、鉄筋コンクリート構造の場合は38~47年です。
一般的には、この法定耐用年数が長いほど資産価値が下がりにくく、売却時に高く売れる可能性があります。
もちろん、耐用年数を過ぎても住めなくなったり、売却できなくなったりするわけではありません。
しかし、売却時にどのくらいの耐用年数が残っているかは、査定を左右する大きなポイントになります。
2つ目のポイントは、定期的な点検やメンテナンスをおこなっているかどうかです。
家を建てたあとも定期点検やメンテナンスをおこなっている家は、資産価値が維持できていることから高く売却できる可能性があります。
一方で、不具合や破損などをそのまま放置して修繕していない場合は、資産価値が下落している恐れがあります。
3つ目のポイントは、リフォームしているかどうかです。
定期的なメンテナンスにより資産価値は下がりにくくなるものの、それだけでは経年劣化を抑えることはできません。
毎日使って劣化している水回りや床、フローリングなどは、交換や床の張り替えなどの部分的なリフォームをおこなうことも大切です。
ただし、売却するためのリフォームは費用を回収できないため、あまりおすすめできません。
そのため、あくまでも生活を快適にするためや、資産価値を落とさないようにする目的と考えておくと良いでしょう。
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ハウスメーカーで建てた家は、一般的に高く売れる傾向があります。
その理由は、ハウスメーカーはアフターメンテナンスが保証されていたり、技術力・デザイン性が優れているからです。
定期的なメンテナンスやリフォームをおこなっておくと、資産価値の低下を防げ高く売却できる可能性があるでしょう。
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