2023-08-29
家財道具が残ったままの空き家を相続した場合、どのように処分すれば良いのか悩む方もいらっしゃるでしょう。
相続後にスムーズに対応するためにも、事前に家財道具の処分方法を把握しておくことをおすすめします。
そこで、空き家の家財道具を自分で処分する方法、業者に依頼して処分する方法について、また処分にかかる費用を解説します。
空き家を相続する予定がある方は、ぜひこの記事を参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
空き家に残っている家財道具を、できるだけ費用をかけずに処分したい場合は、自分で処分するのが望ましいでしょう。
自分で処分するには、以下のような方法があります。
それぞれの方法について解説します。
一般的に家財道具などは自治体による家庭ゴミとして処分は可能です。
しかし、大型家電や家具などは、粗大ゴミになるため別途自治体などに回収を依頼する必要があります。
粗大ゴミを回収してもらうには、あらかじめ自治体に連絡して予約しなければならないことが多いです。
その際は、事前にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで、粗大ゴミの回収シールを購入しなければなりません。
その回収シールを粗大ゴミに貼り付け、指定日に指定の場所に出すと回収してもらえます。
回収シールは、各自治体により料金が異なりますが、比較的費用を安く抑えることができます。
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの大型家電は、家電量販店に持ち込めば引き取ってもらえる可能性があります。
ただし、収集運搬費用や商品ごとに定められたリサイクル料が必要です。
また、家電リサイクルセンターが指定する引き取り場所へ自分で持ち込んだ場合は、リサイクル料金だけで済みます。
使用年数が浅い家電や劣化していない場合は、直接リサイクルショップに持ち込む方法もあります。
状態が良ければ買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
自分で処分する方法として、フリーマーケットやフリマアプリを利用し売却する方法もあります。
とくにフリマアプリは利用者数も多いため、買い手が見つかりやすいメリットがあります。
出品や発送の手間がかかりますが、状態の良い場合は予想以上に高く売れる可能性もあるでしょう。
▼この記事も読まれています
中古マンションはリースバックで売却できる?売却時の注意点も解説
\お気軽にご相談ください!/
空き家の家財道具が大量であったり、遠方に住んでいたりする場合など、自分で処分することが難しいケースもあるでしょう。
そのような場合は、専門業者に依頼して処分する方法もあります。
業者に依頼すれば手間や労力が省けるメリットがあります。
依頼できる業者は以下のとおり3つです。
それぞれの方法について解説します。
1つ目は不用品回収業者に依頼して処分する方法があります。
不用品回収業者とは、家財道具などの運搬や処分、買取をおこなっている業者です。
一度の依頼で不用品の仕分け・整理・処分・搬出までをおこなうため、重い家財などの処分に困っている場合にはおすすの処分方法です。
長期間にわたって空き家に家財が放置されており、かつ残しておきたいものがない場合は不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
なお、不用品回収業者は、産業廃棄物収集運搬業または一般廃棄物収集運搬業の許可を取得しています。
2つ目は、リサイクル業者に依頼する方法です。
リサイクル業者は、家財道具や小物などの買取をおこなっている業者です。
また、業者によっては有料ではあるものの処分や整理をしてもらえる場合があります。
リサイクル業者に依頼すれば大きな家電や家具などの出張買取をしてもらえるため、持ち運びに困ることはありません。
なおリサイクル業者は、古物商営業許可を取得しています。
3つ目は、遺品整理業者に依頼して処分する方法です。
遺品整理業者は、遺品の仕分けや整理を中心におこなう業者です。
また、仕分けにより不要な場合は、処分もおこなってもらえます。
室内の片付けや清掃も含まれている場合が多いため、不用品回収業者に比べると費用が高い傾向にあります。
遺品整理業者は、空き家の家財道具のなかに形見として残しておきたいものが多いときに適しているでしょう。
また、何から手をつけて良いのかわからない場合にもおすすめの処分方法です。
▼この記事も読まれています
【要注意】相続後に不動産売却する際の注意点とは?相続登記についても解説
\お気軽にご相談ください!/
不要な家財道具の処分にどのくらいの費用がかかるのか気になるところでしょう。
家財道具を処分するには、処分する量や方法によって異なります。
ここでは、処分にかかる費用の目安について解説します。
空き家の家財道具を処分する際にかかる主な費用はゴミの処分費用です。
自分で処分する場合は、ゴミの処理施設へ直接持ち込むのが、もっとも費用を安くできる方法でしょう。
処分費用は、家財道具の重さや量など自治体によって異なります。
処理施設に持ち込み可能な種類が決められているため、事前に確認しましょう。
粗大ゴミの回収料も自治体ごとに異なりますが、およそ200円~1,800円ほどになります。
また、家電量販店で家電を引き取ってもらう際にかかるリサイクル料は、およそ1,500円~4,000円程度です。
リサイクル料とは別途、運搬費用として2,500円~3,000円ほどかかることがあります。
自分で処分する場合は、家財道具を仕分ける必要がありますが、費用は比較的安く抑えることが可能です。
空き家の家財道具処分を業者へ依頼した場合は、処分費のほかにも人件費や作業費、運搬費などが必要です。
そのため、自分で処分するよりも費用が高くなる可能性があります。
不用品の量や依頼する業者によって費用は異なりますが、回収・搬出の量、部屋の広さによって価格が決められていることが多いです。
間取りと費用相場は以下のとおりです。
なお、同じ間取りでも価格に幅があるのは、荷物の量によって料金が決まるからです。
つまり、部屋が広く荷物が多いほど料金が高くなります。
業者に処分を依頼する場合は、費用が高額になることがあります。
できるだけ処分費用を低くするためには、処分してもらう荷物の量をできるだけ減らすことです。
粗大ゴミに出せるものは出す、譲ったり売ったりできるのなら、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用して売却するなどの対策をおこなうと良いでしょう。
自分である程度処分できれば、残りを業者へ依頼しても費用を抑えることができます。
▼この記事も読まれています
【メリット】不動産売却時にすべきインスペクションとは?メリットや費用を解説
空き家の家財道具を処分する方法は、自分で仕分けしてリサイクルや自治体に依頼するなどして処分する方法と、専門業者へ依頼して処分する方法があります。
自分で処分すれば費用を抑えることができますが、手間と労力が必要になります。
そのため、予算に応じて自分で処分できるものはおこない、無理のない範囲で業者へ依頼すれば費用を抑えられ、かつスムーズに処分できるでしょう。
大阪市の不動産売却なら「ハウスドゥ 玉造駅前」へ。
大阪イチやさしいをモットーにスピード対応、高価買取を行っております。
無料査定も承っており、お客様にぴったりな売却方法をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
-----------------------------
私たち「天王寺区・東成区不動産売却サポート」は、天王寺区・東成区を中心に大阪市の不動産売却をお手伝いしております。
大阪市での不動産売却・買取でお悩みのお客様は、ぜひご相談ください。
中古戸建・中古マンション・土地等、様々な不動産売却・買取査定のご相談を承ります。
特に現在は「マンション売却」に力を入れておりますので、マンションの売却をご検討中の方はお問い合わせいただけますと幸いです。
■天王寺区・東成区不動産売却サポートの会社概要はこちら
■天王寺区・東成区不動産売却サポートのお客様の声一覧はこちら
■天王寺区・東成区不動産売却サポートのお客様の不動産コラム一覧はこちら