空き家の売却に適した買取について!メリットや買取の流れについても解説

2024-10-08

空き家の売却に適した買取について!メリットや買取の流れについても解説

相続した実家など、活用予定がなく、所有している空き家について売却を検討しているものの、スムーズに売れるか不安になっている方がいらっしゃるかと思います。
売却が進まず長引くと、管理も継続しなければならないことや、防犯や劣化の面でも注意が必要になるため、スムーズに売却する方法は知っておきたいですよね。
そこで今回は、空き家の買取で売却するメリットやデメリットに加えて、買取の流れについても解説します。

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早く売却しやすい?買取で空き家を売却するメリット

早く売却しやすい?買取で空き家を売却するメリット

買取には早期売却をはじめとする、いくつかのメリットがあるため、売却方法としておすすめです。
まずは、空き家の売却方法として買取を選択した場合に得られる、いくつかのメリットについて解説していきます。

早く売りやすい

買取では、築年数を経た古い空き家でも、早期売却しやすいことがメリットとして挙げられます。
空き家になって長期間がたち、劣化が見られる場合など、スムーズに売れるか不安な場合がありますよね。
不動産売却には、買取以外にも、不動産会社に依頼をして一般の個人の方に向けて売却をおこなう、仲介があります。
仲介で売却する場合、市場相場に近い価格で売却できる可能性が高い点がメリットとして挙げられ、売却が完了するまでの期間としては4か月から6か月ほどかかることが一般的です。
物件ごとに、条件やニーズは異なってくるため、場合によっては1年近くかかるケースもあるのです。
一方、買取の場合には、査定から売却を終えるまでに、1週間から1か月ほどの期間で売却できる場合も。
空き家は使用していなくても、所有していることにより、固定資産税などの維持費が発生しています。
そのため、早く売却できれば、維持するためにかかる費用を少なくできる可能性が高い買取がおすすめなのです。

取り壊し不要で売却できる可能性がある

買取による売却の場合、空き家を取り壊しせずに売れる可能性がある点も、メリットのひとつです。
仲介で売却を進める場合、築古の空き家など、売主の負担で取り壊しをしないと売れないケースがあります。
一方、買取の場合は、不動産会社が買主となりますが、購入後に取り壊しをおこなって、転売するといった方法があるのです。
そのため、築年数を経た古い空き家であっても、不動産会社が買主となる買取は、解体をせずに売れる場合があることがメリットなのです。

家具付きのまま買い取ってもらえる場合がある

ケースによっては、家具付きのまま買い取ってもらえる場合があります。
仲介の場合は、家具を残さないようにして、引き渡すことが売却時の一般的です。
そのため、家具の処分が必要になり、時間や費用がかかることを考慮する必要があります。
一方、買取の場合、一部の会社は家具の引き取りサービスを実施していることがあり、時間や費用を他にあてることが可能です。
ただし、家具を残して売却をする場合には、買取をおこなう会社が処分の費用を負担するため、その分、売却価格が安くなることに注意が必要です。

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事前に知っておきたい!買取で空き家を売却するデメリット

事前に知っておきたい!買取で空き家を売却するデメリット

早期売却がしやすいことなど、空き家の売却方法としてメリットが多い買取ですが、把握しておきたいデメリットがあります。
ここでは、空き家を買取で売却する際に知っておきたいデメリットについて解説していきます。

価格が比較的安くなる

空き家を売却する際のメリットが多い買取ですが、デメリットもあり、まず挙げられるのが価格が仲介で売却する場合と比較して、安くなるといった点です。
買取の仕組みは、不動産会社が購入をしたあとに再度販売して、収益を得ています。
そのため、仲介に比べると安い価格になりやすいことがデメリットです。
買取の相場の目安としては、市場価格の7割から8割ほどが一般的です。
ただし、物件の状態が影響するため、激しい劣化が見られる空き家や、大がかりな解体やリフォーム工事をおこなう場合には、市場価格の5割ほどになる場合もあります。
価格は安い傾向にあるものの、まとまったお金が得られる現金化までがスピーディーなことは買取の魅力であるため、場合によってはデメリットが感じにくいかもしれません。
買取は安くても早く売却でき、仲介は高く売れやすいものの時間を要することが、それぞれの特徴であり、違いといえます。

買い取ってもらえないケースがある

空き家の売却で買取を利用する際、場合によっては買い取ってもらえないケースがあります。
たとえば、解体の費用が必要のなる物件であり、土地の価格も安い場合は、買取が難しい可能性が考えられます。
買取される場合の一つの考え方としては、解体費用よりも、更地での価格が上回る場合です。
そのため、解体にかかる費用と更地の価格が同程度、あるいは更地の価格のほうが下回る場合には、買い取ってもらえない可能性があるのです。
また、解体費用を更地の価格が下回るケースでは、買取のあとに取り壊しをおこなって販売しても、利益がでないリスクが考えられるためです。

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買取ならシンプル!空き家を買取で売却する際の流れについて

買取ならシンプル!空き家を買取で売却する際の流れについて

不動産売却を進める流れは、買取の場合、買主を探して売却する仲介とは異なってきます。
ここでは、空き家の売却にあたって知っておきたい、買取に取り組む場合の、大まかな流れを解説します。

流れ①:査定

買取の流れは比較的シンプルです。
最初に、買取にも対応している弊社のような不動産会社にご依頼いただき、査定をおこないます。
査定の種類には、相場などの情報から金額を割り出す机上査定ほか、実際に空き家がある現地の状況をチェックして査定額を割り出す現地査定があります。
現地査定の所要時間は20分から1時間ほどですが、その後の調査も必要になるため、3日から1週間ほど見ておくと良いでしょう。
査定をおこなうことによって、空き家がいくらくらいで買取が可能なのかということが分かります。

流れ②:売買契約

査定額をもとに、双方で金額や売買のスケジュールなどについても、打ち合わせをおこないます。
互いに、買取の売買に関する条件に合意がとれたら、売買契約を結ぶ流れです。
空き家の売買契約を結ぶにあたっては、買取の場合もさまざまな書類の準備が必要です。
たとえば、不動産を取得したときに法務局から発行された、空き家の登記済権利証があります。
ほかにも、市町村から送られてくる固定資産税納付通知書や、印鑑証明書なども必要書類です。

流れ③:引き渡し

空き家の買取の最後のステップは、引き渡しと決済です。
各種の必要書類を用いた手続きが終わったら、買主である不動産会社に空き家を引き渡します。
引き渡しとともに、現金もしくは口座振込によって、決済をおこないます。
決済のあとは、所有権移転登記の手続きをして名義変更を終えると、買取は完了です。
ちなみに、空き家の売却によって、売却益となる徐等所得が生じたときには、売却した翌年の確定申告も必要になります。

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まとめ

空き家は相続によって取得した実家など、築年数を経ている物件も多いですが、買取であれば比較的早く売却しやすいことが大きなメリットです。
仲介に比べると価格が安い傾向にあることはデメリットですが、現金化までが早いことも買取の魅力といえます。
買取に取り組む際は、的確な査定を得るためにも、弊社のような買取に対応している不動産会社にご依頼ください。


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