大規模マンション売却にはおすすめのタイミングがある?売却のコツも解説

2024-11-05

大規模マンション売却にはおすすめのタイミングがある?売却のコツも解説

上質で資産価値も高い大規模マンションですが、売却については難易度が高いといわれることもあります。
大切な資産である大規模マンションを売り出す際に、売却までに時間がかかってしまうことが不安と感じられる場合もあるでしょう。
そこで今回は、大規模マンションについて売りにくいといわれる理由のほか、売却にあったタイミングやコツを解説します。

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大規模マンションの売却で知っておきたい!売りにくいとされる理由を解説

大規模マンションの売却で知っておきたい!売りにくいとされる理由を解説

不動産売却を進めるときに大切になることのひとつが、売り出す物件の傾向や特徴を知っておくことです。
まずは、大規模マンションが、売却しにくいといわれることがある理由について解説します。

高額な傾向にある

大規模マンションが売りにくいといわれる理由に、売却価格が高額な傾向にあることが挙げられます。
基本的に、大規模マンションはターゲットに富裕層を想定しているケースも多く、もとももと設定された価格が高額であるため、売りづらいイメージがあるようです。
しかし、大規模マンションは駅前に建築されているケースや、人気エリアに建っているケースなど、立地条件が良い物件が多いことも着目しておきたいポイントです。
マンションからスムーズに、商業施設やオフィスに行きやすい利便性の良さから、人気があります。
大規模マンションには、共用部分にフィットネスなどの設備も充実している場合が多く、そのような施設はマンションの住民のみが利用できます。
質の高さや、安心して利用しやすい安全面のプレミア感をメリットとして捉える購入検討層にとっては、大きな魅力です。
居住用のマイホームとして売り出す大規模マンションは、相場にあった金額で取引されることが多く、必ずしも高額だから売りにくいとは限りません。
周囲の一般的な物件と比べると高額というだけで、タワーマンションの購入を検討する層からの割高感は少ないといえるでしょう。

売り出し物件が多い場合がある

大規模マンションは、文字どおり、規模に応じた総戸数の多さが特徴です。
そのため、売却を考えたタイミングで、ほかにも売り出し物件が出ている可能性も、自然と高くなります。
購入した大規模マンションを売却する際には、価格は売主となる所有者の希望や考えに基づいて、決めることができます。
同時期に、同じ大規模マンション内で、階数や間取りなどが類似する住戸が複数あっても、売り出し価格は違うことが当然です。
購入を検討している方からすると、条件が大きく変わらなければ、価格の安さを優先して検討するのは自然でしょう。
このように、同じマンション内での競争が起きてしまうことも、売りづらいイメージを持たれる原因といえます。

修繕にかかる費用

マンションは定期的に大規模修繕を実施しますが、大規模マンションは一般的なマンションと比べて、修繕も大掛かりなものになります。
そのために修繕積立金を毎月支払いますが、もしそれで不足した場合は、足りない分を入居者が負担することになります。
また、大規模マンションではスカイラウンジや屋上ドッグラン、コンシェルジュサービスやキッズルームといった設備やサービスが、物件ごとに採用されているケースが多いです。
このような質の高いサービスや設備には、維持管理の費用もかかりますので、物件価格以外にも管理費の負担が必要です。
なお、大規模マンションは総戸数も多いため、多数の入居者で分担して高額な維持管理の費用をまかなうことを想定して、費用負担の設定がされています。
将来的に入居者が減った場合、一戸当たりの負担が増えてしまう懸念があるので、これも一般的なマンションと比べて売りづらいとされる理由です。

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売却のタイミングが重要!大規模マンションに適した時機とは?

売却のタイミングが重要!大規模マンションに適した時機とは?

売りにくいといわれることがある大規模マンションですが、魅力も多く、売り出しのタイミングを工夫することも可能です。
ここでは、大規模マンションの売却に適したタイミングについて解説します。

大規模修繕前のタイミング

大規模マンションの売却に適したタイミングとして、大規模修繕前は良い時期といえます。
買主からすれば、購入したあと大規模修繕が予定されているということは、長く暮らすために安心できるポイントとなります。
なお、大規模修繕の前に、管理組合によって修繕積立金の増額が決定されることがあります。
購入検討者が物件を検討する際に、毎月支払うランニングコストは重要な要素です。
住宅ローンを利用して大規模マンションを購入する買主の場合、返済だけでなく、修繕積立金も月々に支払うため、判断材料にされることは少なくありません。
修繕積立金が増額されてしまうと売却には不利になるので、そうなる前のタイミングで売却することがおすすめです。
また、修繕積立金がアップしない場合でも、売却のタイミングは工事が始まる前が良いでしょう。
工事がスタートすると、大規模マンションに足場が組まれ、シートで覆われるため、内覧時に影響することが考えられます。
工事が実施されると、ほかの住戸の売却がおこなわれる場合もあるため、競争が激しくなることを回避するためにも、工事が始まる前の売却が適切です。

居住しなくなって3年以内のタイミング

居住するマイホームの売却には、3,000万円特別控除が設けられています。
売主の方にとっては、大きな節税につながる控除であり、利用のためには適用要件をクリアしている間に売却するのも良いタイミングです。
特別控除には複数の要件がありますが、そのなかで、マイホームに対しての条件も設定されています。
たとえば、現在居住している自宅といったもののほかに、引っ越して3年目以内の年末までに売却をしていることなどです。
マイホームの要件は、いずれかを満たせばクリアできます。
しかし、要件は、ほかにも買主との関係や特例の併用に関するものなども含まれるため、事前に確認をしておくことが大切です。

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大規模マンションの売却で取り組める!3つのコツをご紹介

大規模マンションの売却で取り組める!3つのコツをご紹介

売りにくいといわれることがある大規模マンションですが、売却の際に取り組めるコツがあります。
ここでは、スムーズな売却のために押さえておきたい3つのコツをご紹介します。

相場にあった価格設定

大規模マンションを売る場合には、相場をつかんでおくことも、ひとつのコツです。
売却価格の参考になる情報としては、過去に取引された類似物件や事例について調べると、良いでしょう。
売却価格の相場がつかめれば、売却しやすい適正価格の設定ができるコツともいえます。

ホームステージング

大規模マンションの魅力をアピールする、ホームステージングも有効です。
ホームステージングは、大規模マンションに家具やインテリアを配し、購入検討層に物件の魅力を具体的にイメージさせることができる方法です。
賢く利用することにより、内覧を効果的なものにできるでしょう。

入札制

大規模マンションの売却で、ホームステージングなどの採用が難しい場合、入札制もコツのひとつになり得ます。
入札制は、不動産会社に希望を伝えると、購入検討層に決まった期間内で入札してもらう仕組みです。
メリットとしては、価格交渉のやりとりにかかる時間を省き、値下げを回避しやすくなる点です。

まとめ

大規模マンションは魅力ある物件ですが、一般的なマンションより高額な傾向であるため、売りにくいといわれることがあります。
大規模修繕前のタイミングなら、買主にとっても安心感があり、アピールしやすいでしょう。
また、ホームステージングなどをコツとして活用すれば、質の高い大規模マンションの魅力が、内覧時などで伝わりやすくなります。


この記事の執筆者

このブログの担当者  桑野 義久

天王寺区・東成区の売却担当エージェント
業界歴:17年
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、2級ファイナンシャルプランニング技能士、一級建物アドバイザー、測量士補、ハウスクリーニング士
文言:大阪で一番優しい不動産屋を目指して日々活動しております。ハウスドゥ玉造駅前に相談したら安心。お客様のご要望に真摯に耳を傾け、本質を理解し、お客様が本当に必要とされている情報をより迅速に、より豊富に、より的確にご提供できるよう、全力を尽くしています。ハウスドゥ玉造駅前に行けば、住宅に関するどんな些細なことでも相談にのってもらえる、ワクワクしながらお家を探せる、安心して不動産のご売却が出来る、そんなお店づくりを心掛けています。

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資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、2級ファイナンシャルプランニング技能士、一級建物アドバイザー、測量士補、ハウスクリーニング士

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